人感センサ付きデスクライトが欲しいメモ

いつもどおり自分用メモ。

どのようなものが欲しいか
・在席中のみ点灯するデスクライト。自室で使う。読書用なのである程度の明るさが必要。昼白色が望ましい。

何故欲しいか
・いちいちデスクライトの電源をオンオフするというのは面倒
・でも付けっぱなしだと電気代がもったいなく,ライトの寿命も縮み,それにワンルーム住まいなのでうっかり電源を切り忘れたままベッドに横になってしまうと消すためにまた起き上がることになりひどく億劫(これが一番大きかったり)

条件に適合する商品の例(現行機種)
山田照明 Z-3600 実売1.2万 より安い旧機種もあり
6.0W Ra70
山田照明 Z-81 実売2.2万
11.0W Ra80 色温度変更機能
ツインバード LE-H839B 実売1.8万
16W Ra80 自動調光機能 デザインいまいち
・(参考)山田照明 Z-3500
Z-3600 の蛍光灯版で,24型蛍光灯を使用(一般的なデスクライトで使われているものは27型)。この機種の「中心直下照度」1823Lxに対して Z-3600 は1020Lx。Z-81 でも1493Lxで,かなり暗いことがわかる。
・人感センサ搭載タップを使用するという手もあるが,工事不要のタイプは現在のところ国内発売がない模様。海外製品で125V対応のものを手に入れてもいいけれど,24時間365日コンセントに挿しっぱなしにするわけで,なるべく避けたい。

人感センサ付き LED デスクライトの問題点
・高い
1〜2万円の出費。ランニングコスト削減分での回収というのも無理そう
・暗い
2.2万円の Z-81 でもホームセンターで売っている2000円くらいのデスクライトに遠く及ばない
・寿命の問題
LED ライト部分は長寿命だとしても人感センサの寿命は不明。LED と比べてだいぶ短いらしい

参照:
カタログを読む|山田照明株式会社
照度&人感センサー付LEDクランプ式デスクライト LE-H839B ツインバード工業株式会社
人感センサーLED電球の選び方

LDE-SX010U,M-TP01DS

買ったきりあまり使わず転がしてたデバイスのミニレビュー2つ。

Logitec USB ディスプレイアダプタ LDE-SX010U
秋葉原東映ランド。どこから出てきたのか2008年発売の機種です。古い機種なので出力解像度は WXGA(1440×900)やら SXGA+(1400×1050)までとなっていますが,1980円と安く,DisplayLink 社製チップ採用とのことでまあツブシはきくだろうと,古い SXGA ディスプレイの再利用でもしようかと購入(衝動買い)。
PC に接続するとデバイス内のフラッシュ ROM から autorun でドライバのインストールプロセスを開始するという最悪最低な仕様になっている(これは Logitec には罪はなく Displaylink 側の仕様らしい)以外は,まあいい意味で平凡,特に困ることもない感じです。とりあえず Windows タブレットにつないでみたところなぜか表記スペック以上の 1600×900 での表示ができました。FullHD など今時のパネルのアスペクト比でも比率が合っていい具合になりますが,FullHD ディスプレイでも利用するつもりがあるのであれば FullHD 対応のアダプタを購入するべきでしょう。
年代的にたぶん Displaylink 製のオープンなドライバが使えるはずですし,ドライバ導入のノウハウみたいなのもネットにいくらでもありますので,恐らく Linux でも普通に使えるのではないかと思います。まあ今のところその必要を感じないので試していませんが。……コレ買う必要あったか?

参考:
DisplayLink – ArchWiki
Atelier Orchard: Raspberry Pi でDisplayLinkのudlfbドライバを使う
DisplayLink: Windows Software Windows 版最新ドライバ

ELECOM 無線タッチパッド M-TP01DS
東映無線。けっこう前から絶賛投げ売り中の Win8 対応無線タッチパッド。タブレット固定アームでベッドに固定した(こんな感じですな) Android タブレットを腕をなるべく動かさずぐうたらに操作するために購入。あまり期待していませんでしたが意外とよくできています。作りもまずまずしっかりしています。が,パワーセーブからの復帰のために物理ボタンを押す(ゴム足がボタンになっているので盤面を押す)必要があるとか,そもそもポインティングデバイスとしてタッチパッドは使いにくいんじゃとか,いろいろ問題はあります。マウスと違って平面がなくても使用出来るのはメリットですが,どうせなら3倍出して M570t かタッチパッド付きハンディキーボードを買ったほうが幸せになれそうな気がします。

激安 bluetooth イヤフォン「LBT-HPC20」

 春頃から絶賛投げ売り中のロジテック「LBT-HPC20」。ごくシンプルな bluetooth 4.0 イヤフォンで,女性をターゲットに据えた豊富なカラーバリエーション展開とコンパクトな筐体サイズが売りのようです。なお,あくまでもイヤフォンなのでマイク機能はありません。発売時(昨年の今頃)のメーカー直販価格は3,480円だったそうですが……今,秋葉原では運がよければ500円以下で買えたりします。ネット通販でもプラス数百円程度の模様。僕は本来この手の無線イヤフォンには興味がないのですが(なんせバッテリが持たない!),なにせこの価格でステレオです。お試しには丁度いいしブログのネタにもなるしということで買ってみました。
 良い点。まず気がつくのは説明書の手厚さです。さすがに女性をターゲットに据えているだけのことはあります。筐体は正直ゴツい印象(カクカクしており,USB プラグもむき出し)ですが,かなりコンパクトなのであまり違和感はないかと思います。質感もまずまずで,人前で付けていても恥ずかしくはない感じです。使いやすさはかなりよく考えられている印象です。たとえば,ボリュームボタンの「+」は出っ張っている一方で「-」は引っ込んでおり,指で触っただけで判別ができます。ボタン操作には電子音(ピポパポ,みたいな感じ)のフィードバックがあり,インジケータを見ずとも状態がわかります。音質もまずまずです。なんだかスカスカした感じではありますが,変な癖がなく疲れません。まあワンコインと考えるとかなりいい方です。
 次に悪い点ですが,これはもちろんまずバッテリ持ちの悪さです。メーカー公称値は連続再生で4時間とのことですが,まあそんな感じです。普通に使おうとすれば毎日充電が必要になるかと思います。もっとも,これはこの製品の問題と言うよりもこの手の製品全てに共通する問題ですね。次に電波の弱さです,障害物がない状態でも2,3メートル離れると挙動が怪しくなります。また,離れていなくても向きなどの条件により音飛びが激しくなります。スマートフォンを胸ポケットに入れてみたりカバンに入れてみたり,安物ラジオを聴く時のようにあれこれ持ち方を工夫することになります。定位置を見つければ後は安定しますが,ちょっと下を向いたりするだけで音が途切れるのは多少ストレスです。ただ,ネット上のレビューではそれほど問題視されていないようなので,相性問題もあるのかもしれません(BT 4.0 対応機器はひとつしか持っていないので検証できず)。トラブルに期待(?)したのですが,接続の怪しさ以外は特に問題ないようです。
 多少の問題こそありますが,この安さはそれらを相殺してなお余りあります。安い bluetooth イヤフォンをお探しの方にお勧めです。

自宅サーバのメリット・デメリット ~VPS と比較して~

自分用メモ。
自宅サーバを運営しといてナンだけど,自宅サーバのメリットらしいメリットが本気で思いつかない。さくら VPS のステマとか言われそう。誰か自宅サーバならではのメリットを思いついたら教えてください。
あ,ちなみにこのサイトは自宅サーバではなくレンタルサーバでのホスティングです。

デメリット

  • コストが高い
  •  自分の環境=Interlink 1 IP(月1,296円) + Star domain .net 独自ドメイン(年850円) + 標準的なサーバとルータ(計45 + 10 = 55W として電気代月1,026円・ハードウェア代計2万,4年間使えるとして月417円)の場合で,月2,810円,年間33,714円もの費用がかかります。ISP を i-revo(月525円。ただし転送容量制限が非常にキツいです)に,サーバを ECS LIVA(ASCII.jp のレビューによるとアイドル3W,月約56円・ハードウェア約1.8万,2年間使えるとして月750円)にしてルータをマルチセッション対応かつポリシールーティング対応のものにし通常使用のセッションと共有にすれば月1,402円,年間16,824円まで圧縮することができますが,VPS の方が高スペックで安価(「さくらの VPS」で仮想3コアRAM2GBディスク200GBのプランが月1,396円)です。ある程度大規模になり,大量の物理回線がある環境であれば自宅サーバの方が割安になるのかもしれませんが,まあ個人が趣味で運用する「自宅サーバ」の範疇としてはありえない話でしょう。
    2014/9/18追記:いまさら不備を発見。「標準的なサーバ」というのは「自宅サーバとして標準的なサーバ」という意味であり,具体的には富士通 PRIMERGY TX100 S3P で,CPU Pen G640,RAM 6GB,HDD 1TBx2 という構成で使っていました(過去形。現在停止して WWW のみレンタルサーバで運用中。そのうち VPS に乗り換えるかも)。またどうやら最近は「安鯖」も1万円以下では出なくなっているようなので,自宅サーバの初期投資費用は+1万くらいになるかも。
     見えないコストとして,室温上昇による空調費アップ,火災などのリスク(滅多にあることではないでしょうがこのリスクが無視できるほど低いと言い切ることのできる理由も見当たりません)などもあります。
     つまり,コスト面では,自宅サーバを選ぶ理由は一切ありません。

  • 可用性・信頼性が低い
  •  気をつけていても電気の使いすぎでブレーカーを落とすことはありますし,そうでなくても家庭用電源はまれに瞬断を起こします。ろくな検証をしていない自宅サーバ環境ではディスクのホットスワップは避けたいですので RAID を組んでいるディスクの1台が故障すればサーバの電源を落として作業したいですし,生活空間に置くものですからケーブルをひっかけて抜いてしまうことなどもあるかもしれません。サーバルームに並べられた高信頼性サーバで安定して運用されている VPS からすれば全く比べものにならないほど止まりやすいシステムだと考えるべきでしょう。
     つまり,可用性・信頼性の点から見ても自宅サーバを選ぶ理由は一切ありません。

メリット

  • トラブル対応がより容易(かもしれない)
  •  リモートアクセスが不能になるような大失敗をしても容易に復旧ができます。そのため,自分の使ったことのないソフトウェアやベータバージョンのソフトウェアなども気兼ねせずどんどん使えます。ただし,普通は VPS でもブラウザ越しにシリアルコンソールからアクセスできる機能が提供されているので,実際のメリットは微妙なところです。

  • ハードウェアの知識も(本当に少しだけだけど)付く
  •  タワー型サーバを使用する場合のみ,かつ本当に少しだけではありますが,VPS とは違いハードウェアいじりめいたことも楽しめます。

  • リソース制限が(やや)ゆるい
  •  個人が趣味で運営する程度の規模では VPS でもリソースの使いすぎで規制されることは考えにくいですし,ましてや規制される水準のリソースが恒常的に必要となる可能性なんてほぼありえないとは思いますが,自宅サーバであれば CPU やディスク I/O を制限なしで利用できます。ただし,回線の転送容量については,(ISP も VPS も具体的な数値は示されていないものの Interlinkが30GB~?/日に対してさくらレンサバのスタンダードプランが80GB/日であることから推測するに)VPS の方が大幅に制限がゆるいものと想像されます。

  • けなげに働くサーバの姿を見ると和む
  •  私はサーバを玄関に設置しているのですが,一日を終え玄関ドアを開けて帰宅するとサーバが HDD アクセスランプをチカチカと光らせながら出迎えてくれます。雨の日も風の日も回線メンテの日も,怠けずたゆまず一心に働き続ける自宅サーバ。その姿を見ると,現代社会の矛盾に耐えるうちに汚れきってしまった私の心に清らかなそよ風が吹き,僕も一生懸命頑張ろう,24時間は無理だけど1日8時間くらいは頑張ろう,と健やかで前向きな気持ちになれます。

T100TA では Ctrl2Cap が使えないという話

同じことをしてハマっている人もいそうな気がしたのでメモ。ただし,あくまでも私が遭遇したトラブルの場合です。また,このトラブル自体は去年買ったばかりの時の話ですので,説明が大雑把なのはご容赦を。
ある日 T100TA がキーボードを認識しなくなり大いに焦ったのですが,結論から言うと,「Ctrl2cap」というソフトをインストールしたのが原因でした。これはキーボードの Caps Lock に Ctrl を割り当てるというもので,自分は Windows XP の頃から使い続けていました。詳しいところはよくわかりませんが,他の Windows8 マシンでは依然として使えているとの情報があるので,T100TA の作りの特殊さに由来するように思われます。あるいは単に自分が利用している他のソフトとの干渉かもしれません(T100TA で普通に使えているという方は教えていただけると幸いです)。

ついでのメモ:
Lenovo3000 v200 で無線 LAN を有効化できない(ドライバは当たっているが通信できない,有効化してもすぐ切れる,rfkill -list すると acer-wireless が soft blocked が yes となっていてどうやっても no にできない)場合は
11.10 – Unable to enable wireless on Lenovo 3000 V200 – Ask Ubuntu
rmmod acer-wmi すれば ok

「3D プリンタ法規制反対」への違和感

3D プリンタで DIY 銃「Liberator」を作成した大学職員が銃刀法違反の疑いで逮捕されたというニュースが世間を賑わしています。発見された銃は銃刀法施行規則に定められているところの規制値を大きく上回る能力が認められたとのことで,被疑者も容疑を認めているとのことです。この事件を受けてさまざまな角度からの議論が展開されつつあるのは周知の通りです。

さて,この問題について一つ気になることがあります。それは,Twitter 等で,3D プリンタへの法規制に反対する意見がきわめて多く見受けられることです。もちろん短文の投稿を見るだけではどの程度までの規制に反対しているのかを知ることは難しいですが,一切の法規制に反対,(2D)プリンタと同等の扱いにせよ,といった意見が圧倒的であるように見受けられます。

はっきり言って,こうした意見は無責任であり危険でさえあるように感じます。

社会の安寧に対する危険ではありません(いや,もちろんそれもありますが)。3D プリンタの未来と自由に対する危険です。

まず確認しておきたいのは,規制の当否はメリットとデメリットの兼ね合いによって決まるということです。私はインターネットの自由についてはアナキストに近い(笑)ですが,これは電子回線越しの殺人は当分実現しそうにないということ(詳細は割愛)と,多くの場合でネットの規制は精神的自由の制約に直結するというのがその理由です。たとえば米国愛国者法に基づく検閲の場合ですと,「テロや犯罪を未然に防げることがある」というのがメリットであり,「米国サービスを利用している外国人の思想信条等を丸裸にして管理することができる」というのがデメリットです。私は,検閲のメリットはこのあまりに重大なデメリットを上回るものではないと確信しています。この点,3D プリンタの法規制,たとえばカセットを購入する場合の本人確認などが考えられますが,これは精神的な自由を何ら制約するものではありません。

話を 3D プリンタに戻しましょう。3D プリンタでの武器製造は現実的でないという意見を多く目にします。確かに 3D プリンタは非力です。パーソナルタイプ(非事業用)の物は特にそうです。オウムの組織的に作られた密造銃でさえすぐにダメになるものだったそうですから,プラスティックの銃など使い捨てに近いでしょう。暴発のリスクも無視できません。これなら,より強力で安全な武器が他にいくらでもあります。――しかしそれは,今,現時点の 3D プリンタだけを見た場合についての話です。3D プリンタの解像度は向上しつつあります。実際,ほんの数年前までは「ぼこぼこして糸を引いた粗雑な塊」というのが 3D 印刷物でしたが,このイメージはもはや過去のものになりつつあります。また,金属を印刷することのできる 3D プリンタも出回るようになってきました。現状では仕組み上それほどの強度は出そうにないですが,産業界に強いニーズがありますので,遠からず改善策が提案されるかと思います。3D プリンタの進化の速度を考えると,今現在市販されているもののみを前提として想定するのはあまりにナンセンスだと言わざるを得ません。また,鉄パイプからでも銃は作れるので 3D プリンタのみを規制する理由はない,という意見もありましょう。鉄パイプから銃が作れるのはよく知られた事実です。しかし,熟練した技術を持った者が多大な労力をつぎ込まないと銃ではなく爆弾になるだけ,というのもまたよく知られた事実です。一方で 3D プリンタでは,ただボタンを押すだけで合理的な構造の銃をいくらでも大量生産できます。しかも,先で述べたように,成果物の性能はどんどん向上してゆくと考えられるのです。このように,3D プリンタによる武器製造のリスクは,仮に現時点では低いにしても,ごく近いうちに無視できないレベルになると考えるべきです。

3D プリンタによる武器製造のリスクが存在するとしましょう(まだ納得できない方もいるでしょうが,一つの可能性として考えてください)。すると,法規制が存在しない場合に,いったいどのようなことになるのでしょうか。まず考えられるのは,強力な自主規制です。自社製品で印刷した銃による殺人事件が多発すればブランドイメージに傷が付きますし,警察に目をつけられることになるかもしれません。避けるべきリスクは避けるのが経営というものです。少し毛色が違いますが,テレビで,その内容についての規制はほとんど存在しないにもかかわらず自主規制によって横並びの報道しかされていないという事実は,大きな力と大きな責任を持った企業がどういう行動を取るのかを考えるにあたって示唆を与えてくれます。もちろん,放送とは違い参入撤退が自由な業界ですから,Winny を開発した金子氏のように,自主規制に従わない主体も出てくるでしょう。すると考えられるのは警察権力の持つ裁量の伸張です。よく誤解されていますが,Winny 事件はあくまでも Winny という特定のソフトの開発が著作権侵害の幇助にあたるとしただけで,P2P 自体がどうこうという話ではありませんし,ましてや P2P を禁止する法律があるわけではありません。国内において P2P 利用の機運が萎縮したというのはありますが,これもあくまでも過剰な自主規制の結果であり,米国でも同様の判断はあるにはかかわらず,向こうでは仕組みを工夫することで積極的に P2P を利用しています。閑話休題。Winny は著作権侵害を想定して開発されたのに対し 3D プリンタは何も銃を作るための機械ではありませんので同列に扱うのは適当ではありませんが,クリティカルに合致する法(条文+判例)は存在しないが「疎ましい」存在に対して検察がどうのような対応をするのかをよく示す一件です。検察も条文や判例には逆らえませんので,そこで明示的に許されている範囲内であれば起訴されることはまずないでしょう(尤も本来であれば逮捕や起訴自体は好きにやって問題はない云々とかそういった話もあるにゃあるんですが,長くなりますので割愛)。何の明文の基準もない中で,自主規制で窮屈な思いをしたり,警察に怯えたりしながら暮らすのは,果たして自由なのでしょうか?

法規制。いかめしい字面ですし,なんだか管理されるようで嫌な感じがします。しかし,この社会はすべてルールから成り立っているのです。そのルールの中で最もマシなものが,明示的で公平なものである法律です。リスクのあるところにルールが一切存在しないことなど存在し得ないのであり,あまりの理想主義は却って悪い結果を招くことにもなりかねません。そのため私は「3D プリンタへの法規制反対」に反対します。

参照:
3Dプリンターで銃自作か 大学職員を所持容疑で逮捕:朝日新聞デジタル
自動小銃密造事件 – Wikipedia
金属を造形できる家庭用3Dプリンターが75,000円で登場 | 3Dプリンター 家庭用なら、3D CAD DATA.COM

T100TA:Truecrypt の力を借りて microSD カードの実用性を上げるメモ

<重要>
14/5/30追記
29日から,Truecrypt 公式ウェブサイトがダウンし,sourceforge 上のプロジェクトページで開発中止の告知と利用中止の呼びかけがされています。しかし不自然,不可解な点が多く,ウェブサイト改竄や米政府当局による圧力などの可能性も指摘されています。まだ正確なことは判明していませんが(考察や議論はここここ,twitter 検索などで),以下の二つを徹底してください。
・現在の Truecrypt ウェブサイトで新規公開されたバージョン「7.2」(復号のみ)は危険な可能性があるので,決してインストールしない。ウェブサイトにもなるべくアクセスしない。
・この騒動以前の最終バージョンである「7.1a」は安全と見られるが,改竄の可能性を指摘する声もあるので,正確な情報が判明して騒動が落ち着くまでは極力使用しないようにする。もちろん,この記事の内容も実践しないこと。

14/8/5追記
Truecrypt の件,今なお詳細が明らかになったわけではありませんし,コード監査も途中のようですが,7.1a 初公開当初のバイナリが世界中から提供され,ハッシュ値から現行 7.1a に改竄がないと判明したことから,世間ではひとまず安全らしいという話になっているようです。が,誰も安全だと保証しているわけではありません。この言葉は嫌いですが「自己責任」でお願いします。

 先月書いた記事の続編?です.
 あの記事で私は microSD の利用について「あくまでも補助的に」と述べました。この判断の理由としては,寿命についての懸念もありますが,やはり「何かの拍子に外れて紛失する恐れがあり,セキュリティ上好ましくない」というのが一番でした。しかしこの判断は,「データは暗号化されずに保存される」という前提に立ったものです。その前提を崩せば,すなわち microSD を暗号化ドライブとして利用すれば,内蔵 eMMC と同様に実用できるようになるはずです。「モバイルデバイスでそんなことしたら遅すぎて/CPU 負荷が大きすぎて使い物にならないんじゃないか」と思われるかもしれません。僕自身,おそらくこの「常識」ゆえにディスクを暗号化して使うという発想が今に至るまで出なかったのかもしれませんし,実際に試してみるまでは半信半疑でした。しかし,これが思いのほか実用的だったのです。
 microSD 上に置いた,Truecrypt で AES 方式で暗号化した仮想ドライブについて,前回と同じ条件(CrystalDiskMark,3回,100MB)でベンチを取ってみました。(画像で貼るほど重要でもありませんが)結果は以下です。
pic-20140426-101624
 以前にも増して物悲しい数字ですが,それでもまあ,きちんと用途を限定すれば使えないことはない速度が出ているかと思います。元が悪いので速度はある程度仕方ないとして,驚いたのは CPU 負荷の低さです。きちんと計測したわけではありませんし,処理の内容にもよって違うのですが,たとえばこのベンチマーク中も,CPU 負荷は最大でも22%までの間で推移しており,ほとんどの場合で10%未満に収まっていました。どうでしょう,まるで暗号化なんてしていないかのような低負荷ではないでしょうか。
 ここまでの低オーバーヘッド・低負荷が実現している理由は,Atom では Bay-trail から新しく追加された AES のハードウェアアクセラレーション機能「AES-NI」にあります。AES-NI 自体は目新しいものではないのですが,長らく Core i5 以上の CPU にしか搭載されてこなかった「贅沢機能」でした。それが,Haswell で全 CPU に搭載されるようになったのに合わせて Bay-trail から Atom/Celeron にも搭載されるようになったようです。Atom が組み込み用 CPU に毛が生えた程度のものだった数年前からすると,もはや隔世の感がありますね。
 寿命の心配は依然として残るわけですが,これで,ダウンロードディレクトリや Dropbox ディレクトリ,(それほど重要でない)ソフトの置き場としてなら,活用できる! というわけです。ただし注意として,あくまでも SD カードとして認識されているためか,Truecrypt では,ドライブやパーティションそのものを暗号化することができません。Windows XP までであれば偽のドライバでシステムを騙すというダーティなテクニックがありましたが,最近は署名のされていないドライバは使えないのでおそらくこれは利用できないかと思います。そのため,microSD に tc ファイルを置いて利用することになります。こうするとシステムの水準での起動時自動マウントはできませんので,利用方法によってはトラブルが発生することがあります。たとえば自分は暗号化仮想ドライブを Dropbox のファイル置き場として利用しているのですが,そのままでは Truecrypt によるマウントの完了より先に Dropbox アプリが起動してエラーになることがあります。そのため,スタートアップに置くスクリプトを少し工夫して書く必要があります。個人的には,以下の vbscript で対応しています(この言語には初めて触れました……)。

set objWshShell = WScript.CreateObject(“Wscript.Shell”)
objWshShell.Run “C:Progra~1TrueCryptTrueCrypt.exe /v (tc ファイルの場所) /lz /q /k (keyfile の場所)”,1,1
objWshShell.Run “C:Users(ユーザ名)AppDataRoamingDropboxbinDropbox.exe”

 Truecrypt の作業完了を待って Dropbox を起動させるという流れです。詳しくは後述の参考サイトをご覧ください。keyfile のありかを平文で記述していてセキュリティも何もないのですが,この用途ではこんなもんで充分なはずです。心配ならシステムドライブを暗号化すれば ok(少なくとも大幅にマシにはなる)でしょう。もっとも,取り外し不可の eMMC を採用しているこの機種でそこまでしても,捜査当局に追われているとかの場合以外には役には立たないと思いますが……
 それでは,よい T100TA ライフを。

参考:

最近買ってみて QOL が上がったニッチなもの5つ

 ここ数ヶ月で買ってみて QOL が上がったニッチなもの5点です。どこにでもありそうなものやガジェット類は含めていません。写真があるとわかりやすいのですがめんどくさいので事情により文章のみです。伝われ。

1. 机の下に置ける収納棚
 既にあるという方も多いかも知れません。事務机をイメージしていただくとわかりやすいでしょう,机の下・足の横にくる,あの棚です。自分は安物の机を買ったためこれがありませんでしたが,あったら便利だろうと思いたちホームセンターでちょうどよいサイズのものを探して購入してみました。効果はテキメン,いつでも机の上が片付いて,すっきりした気持ちで作業ができるようになりました(そのかわり一番上の引き出しの中は地獄ですが……)

2. 書類を立てて保管する箱
 「書類立て」という呼称が一般的なようです。100円均一などでもよく売られているあれです。これまで論文や配布資料のたぐいは箱に入れて保管していて,目当てのものを探し出すには「箱から出す→探す→見つける→残りを箱に戻す」という手間が必要だったのですが,これを導入してからは「探す→見つける」とダイレクトにできるようになりました。リングファイルと比べても,いちいちファイリングする手間がなく,穴が傷む問題もなく大変便利です。ただ埃が積もりやすく長期保管には向かないので,古い(=参照頻度が低い)ものはこれまで通りの箱に移動することにしています。個人的には100円均一よりちょっと高めのしっかりしたものがおすすめ。

3. 間接照明のスタンドライト
 間接照明と言えばシャレオツ(死語)な部屋にしか必要ないようなイメージですが,実は逆で,雑然としたダサい部屋でこそ真価を発揮します。煌々と光る昼光色のシーリングライトを消して,おだやかな電球色の明かりだけで過ごしてみると,これがなかなか落ち着くものです。LED 電球ならベッドサイドに置いても安心。

4. 天井とシーリングライトとの間に挟んでリモコン操作を可能にする器具
 ベッドに倒れこんでから照明を消していないことに気づき立ち上がることほど億劫なものはありません。ついぞ立ち上がることができずに照明を付けたまま寝てしまったことも数えきれないほどあります。これでは疲れも取れやしません。しかし,この器具さえあれば,どんなに疲れ果てていても枕元のリモコンに手を伸ばすだけでちゃんと照明を消して眠ることができます。

5. 厚手ビニールの書籍カバー
 小学生の頃使っていたような,あれです。資格予備校のテキストや雑誌などは表紙が普通紙(かそれに近い材質)のため,持ち歩くと非常に傷みやすいですが,これを使えばばっちり保護することができます。たった数百円の投資で,もうみすぼらしいヨレヨレの表紙は見ずにすむようになります。

T100TA:「SD にインストール」の実用性は?

Windows タブレットのデータ保存領域はどれも低容量ですが,T100TA の下位モデルは内蔵 eMMC が 32GB と特に低容量です。キーボードドック付きでノート PC として使うことの多い機種ですので,なおさら手狭に感じます。私の T100TA も残容量が6GBを切りそうな勢いです……そこで「ソフトは micro SD(HC/XC 含む,以下「SD」と総称) カードにインストールしよう」ということになるのですが,ここで心配になるのはその実用性です。そう,周知の通り SD カードは遅い!です。Class10 でさえ安物 CF に劣り,高速 CF も安物 SSD に勝てないというのが常識。ソフトを SD にインストールして利用するというのは果たして現実的なアイデアなのでしょうか。
今回はこの問題について考えてみます。

お決まり,まずはベンチマーク
とりあえずベンチマークを走らせてみました。使用したのは Windows 用ストレージベンチとして定評のある「CrystalDiskMark」,書き込みデータ容量は「100MB」で試行回数は「3回」という設定です。
まずは内蔵 eMMC の結果です。T100TA の内蔵 eMMC には SanDisk 製と Hynix 製の2種類が確認されているそうで,SanDisk 製のものの方が遅いそうですが,私の個体の内蔵 eMMC はその遅い方の SanDisk 製のものです。
pic-20140227-232303
なかなかの速度が出ています。

次に SD です。私が使用しているのは,信頼性と性能から見たコストパフォーマンスの高さで人気の東芝 Class10/UHS-1 対応モデル microSDHC カード,「MU-B016GX」です。もっとも T100TA の内蔵カードリーダがダメダメなので性能を引き出してやることはできません。他にも T100TA で microSD のベンチを取られている方は多いですが,概ね私の結果と似たような数字になっているので,このへんが T100TA のカードリーダの限界と見てよいでしょう。
pic-20140227-231838
物悲しげな数字が出てきました。ランダムリードの数字はそう悪くありません。ランダムライトも一昔前の HDD くらいで,ギリギリ許容範囲内でしょうか。ただ,シーケンシャルリード/ライトは目立って遅いです。また,「512K Write」がやたらと遅いのが気になります。これらの特性は実用にあたりどのような結果をもたらすのでしょうか?

実際にソフトを使って比較
実際のソフト起動時間の計測結果も紹介します。ただし,手での計測であり,値はそれぞれ二回ずつ計測した結果の平均ですので,参考程度だと思ってください。コンマ以下は3桁まで計測していますが,1桁までに四捨五入しています。
今回検証に使用したのは GIMP を PortableApps.com がカスタマイズした「GIMP Portable」。インストール条件,読み込むツールや開くウインドウなどはいずれも標準設定です。eMMC と SD の条件は上述の通り,開く画像は Pentax K-5 で撮影した7,268KB・3936×2624の JPG ファイルで,適用するフィルタは「Cartoon」(Mark radius:7.00,Percent black:0.200),エクスポートの形式は PNG で標準設定から圧縮レベルのみ「0」です。

eMMC
内蔵 eMMC の GIMP Portable を画像を指定せずに起動:
15秒4

同,内蔵 eMMC に保存された画像を指定して起動:
17秒5

上で開いた画像にフィルタを適用:
19秒6

上で編集した画像を内蔵 eMMC に保存:
3秒0

SD
SD の GIMP Portable を画像を指定せずに起動:
19秒0

同,SD に保存された画像を指定して起動:
20秒7

上で開いた画像にフィルタを適用:
19秒5

上で編集した画像を SD に保存:
6秒5

なかなか面白い結果が出ました。ベンチマークの数字では eMMC と SD のランダム・シーケンシャルリードにはかなりの差があるのですが,実際の起動時間はそれほど変わらないようです。フィルタ適用はオンメモリでの処理なので差が出ていません。そして,画像の保存には倍の差がついています。ベンチマークの数字から考えれば起動の差より保存の差の方がずっと小さくなりそうなもんなんですが。起動時には私が思っているより複雑なことが行われているのかもしれません。まあなんにせよ,実使用ではベンチマークの数字ほどには差がでないようです。少なくとも速度面については充分実用になると判断してよさそうです。

寿命の問題
速度はまあ許容範囲内ということがわかりました。ただ,問題は速度だけではありません。
次に気になるのはSD カードの寿命がどれくらいのものなのかということです。もちろん SSD も SD カードも使っているフラッシュメモリの寿命という点では変わりません(一般に,MLC の場合で1ブロックあたり書き換え1,000〜10,000回程度だと言われている)し,SSD と同じく SD カードもウェアレベリングはしています。しかし,SSD が壊れたという話はほとんど聞かないのに対して,SD カードは自分の経験だけでもよく壊れています。これは一体なぜでしょう。SSD と SD カードの違いを考えてみるに,以下あたりが怪しそうです。

    • 容量の違い?

SD カードは数GBなど低容量のものが多いが,低容量のため代替ブロックが少なく,それが寿命の短さにつながっているのでは,という仮説。

    • コントローラの性能や寿命?

SD カードは SSD と比べてコントローラの性能が低く不良ブロックを見落としやすいのではないか,あるいはコントローラの寿命が短くフラッシュメモリの寿命より早く挙動がおかしくなるのではないかという仮説。

    • ウェアレベリングしていないカードがある?

ネット上のベンチ結果情報を見ると,寿命は長いものと短いものに二極化している印象を受けます。また,私はコントローラチップのメーカーがウェアレベリングしているといっているのだからしているのだろうと思っていましたが,SD カードはウェアレベリングをしていない,という主張も時折見かけます。ひょっとして安物カードのコントローラはウェアレベリングをしていなくてフラッシュメモリがすぐ死ぬのかも?という仮説。前2つよりさらに無根拠です。

    • 単純に数の差?

たとえば私の部屋に SSD は3台しかありませんが SD カードは20枚くらいあります。つまり,そもそも SD カードの方がよく壊れるという前提が間違いなのでは,という仮説。案外これだったりして。

立ちはばかる謎を解決する手がかりを得るべく検索エンジンと格闘したのですが,この問題につき満足のゆく答えは得られませんでした。かくなる上は自分で実際に検証してみるしかないのですが,それだけの根気も財力も結果が正しいかを判断できるだけの知識もないので,形あるものは全て滅びる定め,与えられた運命を受け入れ……じゃなかった,破損しても問題のないデータのみを置くようにして,いつ壊れても大丈夫なように設定ファイルなどはこまめにバックアップを取るようにして使っていこうと思います。引き伸ばした割にダメダメな結論で申し訳ありません。

紛失の問題
T100TA はなぜか microSD カードがスロットから少しはみ出す(ツライチにならない)作りになっています。ツライチにするのも難しくはないだろうになぜわざわざこんな仕様にするのか本当に理解に苦しみますが,現にそうなっているものは仕方ありません。考えられる対策としては以下のようなものがあります。

    • SD カードを削る

実施済み。ただ,T100TA の場合カードの背ではなく回路のある腹の側を削らねばならず,あまり大きくは削れません。そのため,安全圏内でギリギリまで削ったとてほとんど改善はしません(若干引っかかりにくくなる程度)。

    • テープでとめる

これが最良の選択肢かもしれません。ただ,気づかないうちにカードがリリースされていて接触が不安定になりデータが破損するリスクがあります。また,テープでとめたところで粘着力が弱まって落ちないという保証はありません。

どちらも抜本的ではありません。流出したら困るデータはそもそも置かない,という配慮が必要でしょう。これはけっこう致命的かもしれません。またもやダメダメな結論で申し訳ありません。

結局のところ
microSD についてはあくまでも補助的に考えるべきのようです。速度面ではそれほど問題は無いようですが,寿命が不明なので破損したら面倒なことになるデータは置きたくありませんし,ソフトにしても,ブラウザやメーラーなど流出させるわけにはいかないセンシティブな情報を設定ファイルに含むソフトは残念ながら置くことはできません。その一方で,ゲームやダウンロードしたファイルの置き場としては大活躍することでしょう。実際,試しに「Tropico 4」というゲームを SD にインストールしてみましたが,ローディングこそ少し遅いもののなかなか快適にプレイできています。もし microSD スロットがなければ空き容量の問題からこのマシンでゲームを楽しむことはできなかったはずですので,この microSD スロットのおかげで活用の幅が大きく広がったわけです。表題の問いに対しては,「用途によっては充分に実用的だし,用途によっては実用云々の以前に危険」という答えになりそうです。

続編? → T100TA: Truecrypt の力を借りて microSD カードの実用性を上げるメモ | 怠惰の形而上学

参照:

ASUS Transbook T100TA レビュー Part3

更新に間が空いてしまい申し訳ありません。決して忘れていたわけじゃ

よさげなアクセサリ・周辺機器
私が実際に使っているアクセサリなどです。

    • 「MiniSuit T100 スタンドカバー」/2,920円/371g(実測)

天板の指紋問題と筐体の弱々しさを補うためにまず買っておきたい T100TA 用カバー。自分はノート PC として使うことが多いので,キーボードドック装着時も使えるこのケースを選びました。このタイプで最初に国内に出回り始めたのはこの会社のものですが,ブツ自体は中国製の OEM のようで,複数の販売元から(写真を見る限り)全く同じものが複数の業者から出ています。T100TA 用の他のタイプのケースと比べてやや高めですが,キーボードをドッキングした状態(ノート PC としての状態)で保護できるのは今のところこのタイプだけですし,キーボードをドッキングしていない状態(タブレットとしての状態)でも使えるためお得感があります。素材はありがちなポリウレタンですが,結構しっかりした作りになっていて,皮革風に見せる表面処理もなかなかうまくできていて安物っぽさはありません。その一方で371gとそれなりに重量があり,厚みも倍近くなってしまうというのが少々残念。またタブレット全体を断熱性のあるポリウレタンで覆ってしまうため排熱処理が気になるところですが,一ヶ月ほど使ってみた限りでは,高負荷時・充電時ともにそれほどの温度上昇は見受けられません(Atom Z3740,やりますね!)。もっとも,今は冬なので,そのためかもしれません。夏になったらどうなるかはわかりません。(14/8/18追記:さて夏真っ盛りですが特に問題ないようです。室温28度程度ですが,文字打ちやウェブブラウジングが殆どの自分の使い方では特に発熱は感じません。Z3740,異常に優秀です)もしダメなようなら Skinomi というメーカーの保護プレートを購入してみようと思っています。

    • 「Rise T100TA アンチグレア液晶保護フィルム」/1,390円/

アンチグレアの液晶保護フィルムです。同種のものは(ME400C 用のものも含めて)いくつか出ています。在庫があるのは上のものだったのでこれを注文しましたが,多分どれを買っても変わらないのではと思います。ただでさえグレア画面は不快なのに,本機はロクにコーティングもされていないガラス板で,見ているだけで体調が悪くなります(特に屋外ではタブレット画面を見てるのか鏡を見ているのかわからない!)。そこでアンチグレアのシートを貼って反射をどうにかしようというわけです。あくまでもシートなので元々アンチグレアの液晶には遠く及びませんが,それでも劇的に改善します。おすすめです。指紋付着の問題も一定の改善が見られますが,拭くのは大変になるのでここは一長一短といったところです。

    • 100均のタッチペン/タッチペン/105円/16g(実測)

片側に黒いゴムのドームがついていて,もう片側にはボールペンがついているという,まあごくごくありふれた安物タッチペン。普通に指で操作すると10インチの広い画面に指紋がベタベタ付き非常に目立ってしまうのでやむなく購入。こんなもんでも効果はあり,晴れて画面に指紋を付けずに使えるようになりました(あたりまえか)。スマートフォンや7インチ程度のタブレットでは精度の関係からこの手のタッチペンにはほとんど実用性はありませんが,10インチともなるとなかなか便利に使えます。もちろん問題点もあって,ゴムであるせいかパネル上の滑りが悪く書き心地がよくないこと,指での操作を前提としている Metro UI ではえらく使いにくいことという二点。Metro UI はもともと殆ど使っていないのでいいとして,書き心地が悪いのは困るので他のタイプのタッチペンも検討中です。

この他に,microSD(内蔵リーダーがアレなのであまり速いものを買っても効果はありませんが,信頼性の面から東芝 Class10/UHS-1 対応のものがおすすめ),Bluetooth マウス(この機種+自分の環境では Bluetooth を切っても Wifi の接続は安定しませんので……)も買っておくとかなり便利に使えるようになります。

不具合と対処法

わかって買ったとはいえ,なかなかのキワモノです。

サスペンドから復帰できないことがある
前回言及した時から何度か BIOS アップデートがありましたが,まだ発生します。音楽を再生しっぱなしにさせたりして調べてみた限り,(常にそうだという確証はありませんが,)どうやら実際には「レジュームしない」のではなく「レジュームはするけれど液晶がつかない」という現象であるように思われます。だとすればブラックアウトからの電源長押しは「電源が入った状態のまま電源長押しで強制終了している」というわけで……なんと恐ろしい! 早急な対応が望まれます。
対策としては,サスペンド機能は使わず,使用後はシャットダウンするようにするというのが一番です。
……と言うと皮肉のように思われる方もいるかもしれませんが,大真面目です。10インチタブレットを立ったまま使うことは殆ど無く,大抵は椅子を確保してからでしょう。それであれば,コールドブート(20秒程度とかなり速いです)を毎回しても気にならないというわけです。サスペンドと違い電源を切っていればバッテリを食わないということもあり,使用後シャットダウンを励行するようになってから非常に快適に利用できるようになりました。

無線 LAN 接続が切れる
いわゆる「相性問題」かと思われます。2014年にもなってそんなものに遭遇するとは。本当に好き嫌いが激しいです。設定から無線 LAN をオフ→オンすればまた繋がるのでドライバの改善等でなんとかなる現象なのかもしれませんが,ドライバアップデートがあったにもかかわらず改善していません。その一方で良かった点もあって,WiMAX のモバイルルータでは速度がダイアルアップ並みだという事前情報で戦々恐々だったのですが,自分の Uroad-Aero では普通に使えています(普通に使えるのが当たり前だって?)。
この問題が発生した場合は,潔く諦めるしかないでしょう。そして違う無線 LAN ルータを試すべきです。

14/8/18追記:自分の環境では両方とも既に改善。サスペンド時のバッテリ消費も顕著に改善。

総評
近年稀に見る面白い機種であることは間違いありませんし,CPU の優秀さもあり良い機種と言ってよいと思いますが,決して誰にでもおすすめできるものではありません。
特に軽微な不具合の多さと eMMC 容量の小ささは使う人を選びます。やはり ASUS の言うとおり「帰ってきた Eee PC」だと考えるべきでしょう。Eee PC と同じく,ある程度のスキルがあり用途が明確に決まっている方が3台目だとか4台目として購入する分には素晴らしいマシンですが,そうでない方にとっては半完成品もいいところです。
タブレットが欲しい方,ノート PC が欲しい方はこの機種を買っても満足できるかはわかりません。ただ,タブレットでもノート PC でもなく「T100TA が欲しい」という方は,この機種を買って後悔することはまずないでしょう。