ThinkPad T61 に Debian 8 + xfce をインストールしたメモ
ジャンクの ThinkPad T61 を買ったので Debian 8 + xfce セットアップのメモ。
1, まず普通にインストール
2, sources.list 編集
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# nano /etc/apt/sources.list
[/text]
cdrom: 行をコメントアウト。
contib/non-free が必要な場合、ついでに追加。
3, 最低限使うソフトをインストール
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# aptitude update
# aptitude install sudo vim keepassx arandr xfce4-whiskermenu-plugin icedove icedove-l10n-ja zotero-standalone xul-ext-zotero
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4, 自分をグループ sudo に入れる
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# gpasswd -a hoge sudo
[/text]
一度ログアウトするまで反映されない。
5, ユーザに戻って ~/ をデフォルト(英語)に
[text]
$ LANG=C xdg-user-dirs-update –force
[/text]
6, トラックポイントでのスクロールを有効化
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$ sudo vi /usr/share/X11/xorg.conf.d/20-thinkpad.conf
[/text]
以下をコピペ。
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Section "InputClass"
Identifier "Trackpoint Wheel Emulation"
MatchProduct "TPPS/2 IBM TrackPoint|DualPoint Stick|Synaptics Inc. Composite TouchPad / TrackPoint|ThinkPad USB Keyboard with TrackPoint|ThinkPad Compact USB Keyboard with TrackPoint|USB Trackpoint pointing device"
MatchDevicePath "/dev/input/event*"
Option "EmulateWheel" "true"
Option "EmulateWheelButton" "2"
Option "Emulate3Buttons" "false"
Option "XAxisMapping" "6 7"
Option "YAxisMapping" "4 5"
EndSection
[/text]
もうちょっと詳しい話は Debian 公式 Wiki の当該項目を参照のこと。
7, xfce の設定
– 標準からパネル1削除、パネル2を画面下端へ。
– ワークスペースを1つに。
– 標準メニューボタン、ワークスペーススイッチャー、アクションボタンを削除。
– Whisker Menu とシステム負荷モニターを追加。
– 合成処理有効化ほか、環境や気分に合わせ設定。
– 初回ログアウト時には確認画面の「次回ログインのためセッションを保存する」のチェックを外す。
8, Mozc の設定
なにやら難しくてよくわからない理由により標準では一部の設定項目が変更できません。仕様の違いが原因のため、バグとしては扱われていません。なので何年も前からこの状態ですし、修正する予定もないようです。ワークアラウンドとしては、いったん uim-mozc を削除したうえで mozc-utils-gui を起動し設定を行えば問題なし。
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$ sudo aptitude remove uim-mozc
[/text]
句読点変更、サジェスト自動表示・リアルタイム変換を無効化したうえで
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$ sudo aptitude install uim-mozc
[/text]
9, CapsLock を Ctrl に
「設定>セッションと起動>自動開始アプリケーション」から「setxkbmap -option “ctrl:nocaps”」を追加。
液晶が見にくく感じる場合は、このとき「xgamma -gamma X.X」も追加してガンマ値を下げるなどしておくと良いかもしれません。バックライトが黄ばんでいる古いマシンでは -bgamma を上げるのもおすすめ。
10, 画面ロックを xscreensaver から light-locker に変更
先日の記事参照のこと。
11, 完了
やったぜ。
この機種 T61 についてですが,1960年代にソビエト連邦が開発した第2世代主力戦車で……じゃなかった,2007年発売の14.1型ラップトップです。数字が同じ X61 と同世代のようです。
T シリーズは初めてなのですが,なかなかいいですねコレ。X をそのまま引き伸ばした感じで,X 独特の“秘密基地感”のようなもの(伝われ)が出ています。その一方で画面が物理的に広々として見やすく,キーボードも無理がありません。スピーカもステレオで,ついつい用もなく音楽をかけてしまいます。それでいて「小脇に抱える」ことができる程度のフットプリント・軽さ・薄さを保っており,モバイルマシンならではのわくわく感(伝われ)が損なわれていません。Core2 Duo T7100 1.8GHz + GM965 Express のモデルなので性能は大したこと無いはずなのですが,インタフェースにゆとりがあるためか,体感としてはなかなか快適です。リース落ちが一気に出たようでかなり安かった(PC-NET で3千円)ので,買った翌週にも秋葉原に寄って実家用にもう一台確保してしまいました。
参照:
製品の概要 – ThinkPad T61, T61p – Lenovo Support (JP)
Hothotレビュー レノボ「ThinkPad T61」レビュー ~Santa Rosaとワイド液晶で強化
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