LDE-SX010U,M-TP01DS
買ったきりあまり使わず転がしてたデバイスのミニレビュー2つ。
Logitec USB ディスプレイアダプタ LDE-SX010U
秋葉原東映ランド。どこから出てきたのか2008年発売の機種です。古い機種なので出力解像度は WXGA(1440×900)やら SXGA+(1400×1050)までとなっていますが,1980円と安く,DisplayLink 社製チップ採用とのことでまあツブシはきくだろうと,古い SXGA ディスプレイの再利用でもしようかと購入(衝動買い)。
PC に接続するとデバイス内のフラッシュ ROM から autorun でドライバのインストールプロセスを開始するという最悪最低な仕様になっている(これは Logitec には罪はなく Displaylink 側の仕様らしい)以外は,まあいい意味で平凡,特に困ることもない感じです。とりあえず Windows タブレットにつないでみたところなぜか表記スペック以上の 1600×900 での表示ができました。FullHD など今時のパネルのアスペクト比でも比率が合っていい具合になりますが,FullHD ディスプレイでも利用するつもりがあるのであれば FullHD 対応のアダプタを購入するべきでしょう。
年代的にたぶん Displaylink 製のオープンなドライバが使えるはずですし,ドライバ導入のノウハウみたいなのもネットにいくらでもありますので,恐らく Linux でも普通に使えるのではないかと思います。まあ今のところその必要を感じないので試していませんが。……コレ買う必要あったか?
参考:
DisplayLink – ArchWiki
Atelier Orchard: Raspberry Pi でDisplayLinkのudlfbドライバを使う
DisplayLink: Windows Software Windows 版最新ドライバ
ELECOM 無線タッチパッド M-TP01DS
東映無線。けっこう前から絶賛投げ売り中の Win8 対応無線タッチパッド。タブレット固定アームでベッドに固定した(こんな感じですな) Android タブレットを腕をなるべく動かさずぐうたらに操作するために購入。あまり期待していませんでしたが意外とよくできています。作りもまずまずしっかりしています。が,パワーセーブからの復帰のために物理ボタンを押す(ゴム足がボタンになっているので盤面を押す)必要があるとか,そもそもポインティングデバイスとしてタッチパッドは使いにくいんじゃとか,いろいろ問題はあります。マウスと違って平面がなくても使用出来るのはメリットですが,どうせなら3倍出して M570t かタッチパッド付きハンディキーボードを買ったほうが幸せになれそうな気がします。
「LDE-SX010U,M-TP01DS」への4件のフィードバック
コメントを残す
投稿にあたり,完全な IP アドレスが保存されます(公開されません)。
コメントはスパムフィルタで処理され,承認後に公開されます。
記事を拝見いたしまして、私もLDE-SX010U ディスプレイアダプタを購入してみました。まだ同じところで売っていました。
で、いくつか違っているところを。
>デバイス内のフラッシュ ROM から autorun でドライバ
LDE-SX010Uはこのような仕様ではありません。
>なぜか表記スペック以上の 1600×900 での表示ができました。
どのバージョンのドライバでもそのような表示にはならないようです。(ハードウエア(DL120チップ)の制約)
Windows8.1タブにて確認しました。
尚、私の環境ではこの機種は満足な性能が得られませんでしたのでお蔵入りだとか。。。
多分、後ほどセンチュリーのミニディスプレイをUSB化するのに使えそうな気がしています。
ここからメモ的ですが、Windows8.1タブにはDL165チップ搭載のエアリアのアダプタ(後期版)がうまく動きます。
ちょうど先日リカバリをしていたので,改めて試してみました。観察してみると,確かにこの機種はデバイスからドライバを読み込むタイプではないようですね。自動的に立ち上がるインストールウィンドウに表示されているバージョンは「7.6.56275.0」となっており,Displaylink 社のウェブサイトにあるソフトウェアのバージョンと同じ読み方をしてよいのであれば今年に入ってからリリースされた比較的新しいバージョンのようです。となると,ドライバが Windows にバンドルされていて Windows が確認ウィンドウを出している,とかなんでしょうかね? 解像度については,自分の環境では,やはり 1600×900 で認識できるようです(Windows の設定画面でそう表示されているだけでなく,液晶側も 1600×900 で認識しています)。困ったことに元記事では書き忘れてしまっていたのですが,前回は T100TA の USB 3.0 ポートを使って検証しており,それが原因かと考えて今回 2.0 の microUSB ポートでも試してみたのですが,やはり 1600×900 で出力できるようです。環境は,ドライバが Displaylink 社ウェブサイトからダウンロードした 8.1 向け最新の 7.7 M2,microUSB-USB 変換ケーブルは秋葉原でよく売っている赤いケーブルのもの(メーカー失念),miniUSB ケーブルは付属品で,付属品の DVI-VGA 変換アダプタを使用,液晶は DELL P2314H で VGA ケーブルは液晶付属のものです。なお,Linux で lsusb した際のベンダ ID:デバイス ID は 17e9:0174 です。ハードウェアのリビジョンが違ったり,相性みたいなものがあったりするんですかね……? コメントありがとうございました。
maruyuki 様
返信ありがとうございました。
まずお詫びです。私の環境でその後も色々とやってみたところ、
おっしゃる通りスペック以上の1600*900での表示になる場合があることが
分かりました。
会社のモニタに繋いでみたところ、確かにこの解像度になるようです。
すみませんでした。
また、性能が悪くお蔵入りと書いたのですが、試しにMiniUSBケーブルを
付属品から非常に短いものに変えてみたところ、嘘のようにしっかり
映るようになってしまいました。VGA/HDMI/DVIいずれに出力しても
同じようにしっかり映ります。
このことから、一気に会社で自前常備の現役品に返り咲いたとか。。。
付属品のUSBケーブルでも、束ねたり伸ばしたり、長い別のケーブル
を使用すると認識具合に変化があったり、ドライバもバージョンごとに
特定の不具合が見られる為不具合のないバージョンを探っていく必要が
あったりと、ハード面ソフト面でDisplayLinkはデリケートな印象です。
私の環境を書きますと、
Win7マシン(HP ProBook 6730b):7.2M0 (7.2.47157.0)
→これ以外のバージョンではExplorerで動画ファイルを参照
したときにExplorerがクラッシュする。
ポート:ルートから二階層くらい下のUSB2.0セルフパワーハブ
Win8.1タブ(ASUS Vivotab note 8):7.4M4 (7.4.53151.0)
→これ以外のバージョンではミラーリング時に正しく動作し
ない等細かい不具合が。
ポート:USB-OTGケーブル経由の直接接続
LDE-SX010U:
ハードID:(ごめんなさい、手元に無くて判りません)
ケーブル:付属品→ELECOM USB-MBM5(10cm)
HDMIアダプタ:変換名人HDMIB-DVIAG
会社のモニタ:BenQ GL2460(VGA/HDMI/DVI-D)
です。
>相性みたいなものがあったりするんですかね……
あると思います。上記の通り、不具合の出ない特異点を探っていくのが
DisplayLinkのコツだとか。。。言ってるのは私だけかもですが。
>秋葉原でよく売っている赤いケーブルのもの
SSAでしょうか。あれは割と品質がいいので私も時々買います。
>USB 3.0 ポートを使って検証
ドライバのインストーラはどうもUSBホストコントローラのバージョンを
参照するようで、インストール時に「ホストコントローラのバージョンを
最新にせよ」とか怒られ、俺「最新ですが何か」ということがありました。
何がしか特定の不具合があるのかも知れません。
>ドライバが Windows にバンドルされていて
WindowsUpdateから自動的に落ちてくるケースもあるようです。
私はいつも先にインストールしてしまうので見たことは無いのですが。。。
**
元々はディスプレイ出力のないViVotabから外部出力したくて、安いものを
探していたのですが、結果的に所期の目的は果たせたようです。
¥1,980で十分モトは取れました。
おー動きましたか。よかったですね。やはりけっこう条件がシビアなもののようですね。