ジャンクの VersaPro VC-7 を買ったメモ

秋葉原 PC-NET でジャンクの NEC VersaPro VC-7 (PC-VY14A/C-7) を買ったメモ。

・C2D SU9400,RAM 1GB(DDR3,MAX 3GB,非公式ながら5GBまで認識可),HDD 120GB
・むっちゃ軽い。バッテリ込みで実測900g切ってる。軽さに惹かれて衝動買い。
・こう軽けりゃ当然 SSD に換装するしかない(?)けど,軽さの代償として,分解を前提とした作りにはなっていない。構造上,ダメージ無く分解することはほぼ不可能。この手の作業には慣れてるつもりだけどキータッチが少しおかしくなってしまった…… なお分解レポートを公開してくださっている方がいることもあり,分解自体は比較的簡単(参照:2011年05月04日の記事 | nana1451@たぶん日記 – 楽天ブログ
・AC がちょっと特殊な 10V 4A のブツ 1で,秋葉原でも発見が難しい。幸いネット通販でなら中古2000円ほどで入手可。
・RAM は DDR3 で,4GB 追加の合計5GBまで認識することを確認。初期の DDR3 モデルに共通の仕様として,2Gbit チップまでの対応なので注意 2
・腑分けしてびっくり,無線 LAN 非搭載モデルだった 3。残念。
・Debian Wheezy が普通に動く。
・自分の個体のバッテリはそれほど劣化していなかった。互換バッテリが売られていないので,バッテリの劣化が激しい個体を引き当てるとけっこうつらいかも。

かかった費用(本体以外は概算)
・本体 – ジャンク3780円
・AC ケーブル – 中古2000円
・DDR3 SODIMM 2GB – 中古500円
・SSD 32GB – 新品3500円
・PC カード wlan アダプタ – 中古300円
合計:10080円

本体は安かったものの,というジャンク品の王道パターンにはまってしまったなあ。そして,これで実戦可能なモバイル機が意味もなく4台に……

参照:
公式スペック表
公式周辺機器表,バッテリの型番など
公式ドライバ配布ページ,~Win7
NECモバイルノート LaVie J/VersaPro VY/UltraLiteタイプVC・VM @ ウィキ – 7代目(3代目Ultralite) タイプVC・タイプVM パワーアップ情報(2ch スレ由来の wiki)
価格.com – 「VersaPro UltraLite タイプVC」レビュー(発売当時の広告記事,ベンチなど)

15/2/8 スペック(CPU,RAM)情報修正,リンク追加

Notes:

  1. 何種類かある。自分が購入したのは ADP69 という機種。
  2. 簡単な見分け方としては,4GB の場合,裏表8枚ずつ全部で16枚チップがついてるやつ。2Gbit*16=32Gbit=4GB。
  3. PCI-E half size スロット(筐体の構造上フルサイズは入らない)はある。アンテナは無し。

Imagination Technologies 社が MIPS 搭載シングルボードコンピュータを発表

New MIPS Creator CI20 development board for Linux and Android debuts – Imagination Blog
Imagination Launches MIPS-Based “Creator CI20” Development Board For Linux And Android, Free For Developers

 この手のシングルボードコンピュータはもはや珍しいものではなくなっていますが,コレは(よくある ARM でなく)MIPS CPU を搭載しており,しかも MIPS アーキテクチャの総元締めである Imagination Technologies 社直々の投入ときており,なかなか面白いので紹介。
 MIPS アーキテクチャは,古くからマイクロプロセッサ設計の教材として用いられてきたことで知られているほか,今でも組み込み用途でよく使われているアーキテクチャです。しかし近年では,家電の多機能化などもあるのか,Android を制した ARM に人気が移りつつあるようで,MIPS とってはあまり好ましい状況が続いているようです。2012年の Imagination Technologies による MIPS Technologies の買収はその現れでしょう。このままでは ARM の x86/x64 侵攻も静観するしかない状況です。
 恐らくはそうした現状を打破するためでしょう,突如投入したのがこの開発者向けシングルボードコンピュータ「Creator CI20」というわけです。Debian 7 に対応,Android 4.4 にも対応予定となっています。Raspberry Pi を意識したようなハード構成になっており(公式 Blog からも Raspberry Pi や Linux 「コミュニティ」を多分に意識していることが伺えます),豊富な拡張端子,強力な再生支援,そこそこよい性能を備え持っています。そしてその値段は,なんと無料! ――ただし,自分自身についての情報と予定している Creator CI20 を使ったプロジェクトの詳細を Imagination Technologies 社に送り,認められた人のみです。技術力と影響力を持った人に無料配布し,実際に開発をして広告塔になってもらおうという考えでしょう。Google が Android を発表した時と同じやり方ですね。現在のところ市販の予定はないようです。
 さて,この試みが成功するかどうかですが……個人的には,どれだけ情報をオープンにできるか,どれだけオープンソースコミュニティに貢献できるかにかかっているのではないか思います。Google の Android と違い圧倒的に強力なライバルが存在しているという事実も考慮せねばなりません。今回の発表はつまるところ Linux コミュニティの中でも本職の技術者やハイアマチュアを惹きつけるための施策です。狙いは賢明だと思いますが,彼らの支持を勝ち取るためには,彼らにとっての最大の魅力であるところの「自由さ」「開発のしやすさ」が確保されていなければなりません。たとえば,Creator CI20 は Debian Wheezy をサポートしていますが,Imagination Technologies の Debian Project に対する支援はそれほど積極的でないように見受けられます。本気で Linux コミュニティに訴えかけるつもりがあるのであれば,より積極的な支援を行うべきでしょう。また,このボードをはじめ現状 MIPS をデスクトップ利用しようとすると必ず PowerVR がセットになりますので, 当然 PowerVR についての情報もよりオープンにすべきです(公式 Blog を見る限りその意向であるように思われますが)。Broadcom でさえ Raspberry Pi の GPU ドライバをオープンソース化した今,GPU のパワーを引き出すためにはバイナリ配布されるプロプライエタリドライバが必要,というような状況では早晩愛想をつかされてしまうでしょう。また,PowerVR 用のフリーなドライバの開発は FSF の High Priority Projects の一つに数えられており,活発に開発されているようですが,まだ万全ではないようです。これを機に可能な限りの協力と支援を行うべきです。

Linux 用 Twitter クライアントの決定版:「gFeedLine」

普段私が PC で Twitter へアクセスするときには公式 web か Hootsuite を使うことが殆どなのですが,最近ちょっとミュート機能が必要となる場面があり,Linux の Twitter クライアントを調べてみました。すると,「gFeedLine」というものがよさそうとの情報を発見。なんでも開発者は日本人の方だそう。日本における Twitter の使い方は他の国とは少し違いますので,これは期待できます。

依存関係を満たし .deb をインストールして起動し,「編集(V) > 設定(P)」からアカウントや表示するフィードの設定を終えた画面はこんな感じです。一見何の変哲もない画面ですが,User Stream 対応で API 切れの心配がありません(これが欧米発のプロジェクトでは対応するつもりもない場合が大半)。
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同じく(ほぼ)日本独自の機能であるミュート設定も充実しており,特定の語を含むツイートや特定のユーザーによるツイートを隠すことができるのはもちろん,語やユーザーごとにミュートを続ける期間を細かく(最短1時間刻み)設定することができます。映画などのネタバレツイートの流れ弾被弾を防ぐのに役立つこと請け合い。
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テーマを変更することもできます。
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難点は投稿時のキーショートカットが(あまり一般的でないように見受けられる)Ctrl + U で変更不可という点くらいで,(→事実誤認でした。一般的な Ctrl + Enter でもポスト可能です。お詫びして訂正いたします)軽くて安定動作,ミュートや Userstream など日本人ユーザーのツボをおさえた機能アリと素晴らしいクライアントです。Linux 用 Twitter クライアントは他にもいくつか試してみましたが,日本で求められる機能を備えつつ万人におすすめできるものというとやはりコレが一番でしょう。

追記:
自分は最初からアルファ版を試したので気づきませんでしたが,執筆時点現在の正式版 2.4.1 には「システムがサスペンドからレジュームした時に user stream が切れたままになる」という問題があるようです。この問題はアルファ版 2.4.2 では修正されています。アルファ版とのことではありますが,かなり安定していますので,特別な理由のない限り 2.4.2 を選ぶべきでしょう。

参照:
gfeedline – Social Networking Client – Google Project Hosting
GFeedLine: GNOME 向け SNS クライアント | yendo weblog
Geeekooo: Twitterクライアント(Ubuntu編) [追記]
GFeedLine: A Social Networking Client For Twitter, Facebook And Tumblr

xfce でセッションを保存させないには

最近の xfce にはログアウト時にセッション内容(起動しているアプリケーションとその状態)を保存して次回ログイン時に復元してくれる機能が付いているみたいです。流行ではありますが自分にとっては要らんおせっかい。設定項目にこの機能を無効化するものがなかったので弱っていましたが,なんのことはない,ログアウト時の選択画面で「次回ログインのセッションを保存する」のチェックを外せばいいだけでした。一度チェックを外せば次回以降も記憶していてくれます。

X60 に Wheezy をインストールしたメモ

ThinkPad X60 を Squeeze から Wheezy にアップデートするにあたりクリーンインストールしたので設定のメモ。Debian 7.2 i386 xfce

1.とりあえず使いそうなものをまとめてインストール
# aptitude install sylpheed ghex sudo gksu gedit vim wine keepassx xdg-user-dirs-gtk gpicview gigolo

2.トラックポイントでのスクロールを利用可能にする
Fedora上でTrackPointのスクロールを有効に | PCと遊ぶ日々の記録

3.~/ のディレクトリを英語に
$ LANG=C xdg-user-dirs-update –force

4.無線 LAN のドライバを導入
X60 標準の内蔵無線 LAN アダプタには発熱問題があるので引っこ抜いてしまって,BIOS による純正チェックや電波法規の絡みから代わりのアダプタの内蔵は諦め,PLANEX の GW-USNano-G という USB アダプタを刺しっぱなしにして使っています(案外邪魔になりませんし感度もまずまずです)。そいつのドライバの導入。
Untitled : Ubuntu13.04 GW−USNano2-G(rtl8192cu)
firmware-realtek というドライバが自動で導入されているけれど,せっかく Realtek が一発で導入できるインストールスクリプトを用意してくれているので純正ドライバを入とく。

5.Mozc の設定
# aptitude install mozc-utils-gui
# aptitude remove uim-mozc
$ /usr/lib/mozc/mozc_tool –mode=config_dialog
(設定ウィンドウが開くので,設定をしたうえで閉じる)
# aptitude install uim-mozc
protobuf とやらのほにゃららのほにゃららで,uim-mozc があると設定を保存できないらしい。→mozc_tool | ekato’s note
対策方法はあるようだけど,めんどいので力技で解決しちゃう。

6.CapsLock を Ctrl にする
設定>セッションと起動>自動開始アプリケーション
以下のコマンドを追加
setxkbmap -option “ctrl:nocaps”
CapsLock 滅ぶべし!
液晶の文字が読みにくいなどの場合は「xgamma -gamma X.X(X.X はお好みの値)」も追加しておくと幸せになれます。

7.表示を設定
設定>ウィンドウマネージャ(詳細)>合成処理
から,合成処理を有効にする(グラフィックで描画するため CPU 負荷が減ります)。
あとはお好みで。

8.レポジトリにないソフトを導入
Dropbox
TrueCrypt – Free Open-Source On-The-Fly Disk Encryption Software for Windows 7/Vista/XP, Mac OS X and Linux

8.その他
電源管理,デスクトップパネル,メーラーやブラウザの設定など。