Raspberry Pi 3 model B の国内販売が開始

「Raspberry Pi 3 Model B」発表のお知らせ – Raspberry Pi Shop by KSY
Raspberry Pi 3 Model B – Raspberry Pi

 先月末に発表・発売された Raspberry Pi 3 model B の国内販売が始まったようです。3 B は無線 LAN と Bluetooth の内蔵が大きな特徴ですが,「技術基準適合証明等 1」を取得したうえでの発売であるため,日本国内において合法的に使用することができます

 Raspberry Pi Foundation 公式サイトで 2 と比較しての特長として挙げられているのは以下。

  • A 1.2GHz 64-bit quad-core ARMv8 CPU
  • 802.11n Wireless LAN
  • Bluetooth 4.1
  • Bluetooth Low Energy (BLE)


そのほかにも細かな改良や仕様変更があります。詳細は冒頭にリンクを貼った KSY のプレスリリースを参照のこと。注意すべき点として,推奨される電源電流が 2.5A に引き上げられています。もっとも,2 でも無線ドングル込みで安定動作させるにはそれくらい用意するのが普通でしたので,そういう意味ではこれまで通りと言えましょう。

 気になる点として,価格が税込5670円(税抜5250円)と,米国の35ドル 2 や英国の25ポンド 3を考えると,かなり割高な印象を受けます。よく不満の声を聞く EU でも 35,65 ユーロ 4となっています(以上全て税抜価格)。実に1ドル150円・1ポンド210円・1ユーロ147円という世界です。為替が不安定とはいえ,ここ30年くらいを振り返ってみても,そこまで行くことはなかったはずです。
 もちろん技適証明にもけっこうなコストがかかりますし,そもそも原価ギリギリと思われるので,輸送や在庫のコストも直接反映されてしまうのでしょう。しかし,いくらなんでも高すぎるような気がしないでもありません。国内で販売してくれるというだけでもありがたいところではありますが,多くの人の善意のうえに成り立っている競争のないジャンル・製品ですので,一応言及させていただきました。

 そんなわけで,ますますパワフルかつ便利になった Raspberry Pi,手に入れたら何に使いましょうか?

Notes:

  1. として言及されているが,たぶん工事設計認証
  2. 16年3月26日現在1ドル=約113円なので約3957円
  3. 同上約159.8円,約3995円
  4. 同上約126.2円,約4500円

ドメインとサーバの移転

 ドメインとサーバを移転しました。MiniBird の一番下のプラン(月250円)ではあるものの,元々が StarDomain の無料オマケサーバだったので大きなグレードアップです。とはいってもアクセス数増加への対応だとか応答速度向上だとかそういうのではなく,「今までのドメイン名を別の用途に使いたい」というきわめて消極的な理由からの移転で,サーバを変更したのはオマケサーバの SQL データベース付きプランの新規割振が終了しているというだけの理由からだったりします。無料で MySQL 付きのサーバもいろいろあるんですが,どれも広告が出るんですよねえ。僕はあまり広告が好きじゃないんです。それから,古すぎるなどの理由で役に立たない記事は今回ついでに公開を終了しました。
 そのうちまた移転しないとも限らないので,今回したことのメモを残しておきます。
 なお,はじめに断っておきますが,今回私が試した「WordPress 標準のエクスポート機能」はあまり賢明な選択肢とは言えません。よほどの PC アレルギーでもない限り,FTP クライアントでファイルをコピーして phpMyAdmin でデータベースをインポートするやり方のほうがよほど早く終わるでしょうし,サイトの規模が大きくなったり数が多くなったりしても使えるテクニックです。現状,WordPress 標準のエクスポート機能は,扱えるものが少なすぎてサーバ移転の手段としてはあまり実用的ではないと思います。というか,そもそもそういう使い方は主だった使い方としては想定されていないのかもしれません。

1, 古いサーバの WordPress にログインし,サイドバーの「ツール>エクスポート」を開き,全てのデータをエクスポート・ダウンロード。
2, 新しいサーバに WordPress を導入し,「ツール>インポート」を開き,「WordPress」を選択。初回は「WordPress インポートツール」の導入を求められるのでこれを導入し,再度同じ操作をする。先ほどダウンロードした xml ファイルをアップロードする。「添付ファイルをダウンロードしてインポートする」にチェックを入れると,画像などを古いサーバから自動でダウンロードして展開してくれる。記事中のリンクも自動で書き換えてくれるのでリンクが切れない。ただし,画像をページに貼り付けていたはずが単なるリンクになっているなどの問題も一部あった。そのほか,アカウントの統合・移行 1も一括してできる。
3, 新しいサーバにプラグイン類を導入して設定をする。基本的に全手動なので面倒。今回は数が少ないので手でできたけれど,規模が大きくなると厳しそう。
4, 新しいサーバの設定変更やテーマの選択・カスタマイズを行う。これも全手動。
5, 検索エンジンやはてなブックマーク等からのリンクが切れないように,古いサーバから新しいサーバへのリダイレクトを設定する。WordPress のプラグインでもリダイレクトを行うものがあるが,サッパリ消してしまいたいので .htaccess でやる。
中身は以下(他の項目より上に追加)。

RewriteEngine On
# 書き換えを有効化
RewriteBase /
# 設定対象のルートの設定,普通は標準で / なので省略可
RewriteCond %{REQUEST_URI} [0-9]{1,6}
# / 以降が数字1~6桁で構成される URI へのアクセスのみを対象にするということ。
# それぞれの環境のパーマリンクの構成に合わせて正規表現で記述。
RewriteRule ^(.*)$ http://oppekepe.org/$1 [R=301,L]
# 今回はパーマリンクがドメイン名以外そのままなので,RewriteCond の条件に当てはまるもの全て ^(.*) を
# 変数に入れ,新しいドメイン名の後ろに付加して,そこへ転送するようにする。
# R=301 はステータスコードを 301 (Moved Permanently)にするということ,L はループ防止のおまじない。

以上で完了です。
しかし,StarDomain オマケサーバが多機能すぎたせいもあってか,有料プランにはしたもののあまり感動がありません。うーむ,年0円 vs. 年2430円(ポイント最大適用)か……

Notes:

  1. たとえば A ,B というユーザがそれぞれ作成した記事について,C というユーザが作成・保有したことに変更するなど